化粧品が合わない場合の症状はたくさんあります。
肌の赤み、湿疹などなどの肌荒れ症状・・・。
もし使ってみた化粧品が合わないと感じたら、どう対処すればよいのでしょうか。
合わない場合はすぐに使用を中止しましょう
肌に合わないということは、肌にダメージがあるということ。
はっきりと肌が荒れて肌にダメージがあるにもかかわらず、まだたくさん残っているからとか、もったいないからとか、肌が慣れてくるかもしれないなどという理由で使い続ける方もいらっしゃいますが、全くおすすめできません。
そうしている間にどんどん肌にダメージが蓄積されていき、その化粧品を使うのをやめる程度では肌が元通りになってくれないこともありえます。
様子を見ることも大切ですが、よく肌の状態を見極めて判断しましょう。
肌が元通りになるまで化粧品をつけるのをやめる
完全にダメージが治癒するまでは基本的に何もつけない方がよいです。肌が万全の状態でなら大丈夫だった化粧品も、ダメージを負った状態では悪さをする場合があります。
また、アレルギーが原因だった場合は最低2週間は化粧品をつけずに様子を見るとよいという研究結果も出ています。
肌荒れを直すのに必死でいろいろな化粧品や薬品をつけてしまうのも、悪化させる原因になります。極力肌を休ませましょう。
保湿だけでも行いたい場合は、薬局にあるワセリンがおすすめです。ワセリンは乳幼児にも処方される保湿剤で、塗った後はかなりべたつきますが就寝前につけるなど工夫すれば、低刺激の保湿クリームとなってくれるでしょう。
どうしても化粧をしなければならない場合
肌がダメージを受けている最中は化粧品をつけるべきではありませんが、仕事上どうしても化粧をしなければならない場合もありますよね。
そんな時は、新しくする前に使っていた自分の肌に合う化粧品に戻して使いましょう。少なくとも以前は合っていたのですから、刺激は少ないはずです。
合わない化粧品をやめて、さらに新しい化粧品を買い足して使うことは避けましょう。
それでも肌が改善しない場合
化粧品の使用をやめたり、肌を休ませたりしたのになかなか肌荒れが改善しない・・・。そんな場合は、きちんと皮膚科に行って専門の医師に相談しましょう。
もしかしたらアレルギーなどの反応が出ているのかもしれません。
皮膚科では様々なアレルギーのパッチテストを行っています。もし何らかのアレルギー反応が出ている場合は、今後の化粧品選びでその成分を選ばないように肌荒れを予防することができます。